先日、大学院において、ディベート形式のゼミを担当する機会がありました。

昨年に続いて受講した大学院生がほとんどでしたので、ゼミ形式でのやり取りを一歩進めて、ディベート形式で授業を進めてみたのですが、ゼミ形式での授業以上に大学院生の考えが伝わってきまして、非常に多くの気づきがありました。

特に今回は大震災を一部テーマにしたこともあって、草食系と言われている現代の若者が、実は非常に他者への優しさにあふれているのではないかと気付かせてもらう場面もありました。

また、1年間の各大学院生の成長も感じ取ることができ、弁護士が大学院で自らの主張をきちんと説明できるよう指導する有用性を感じることもできました。

ディベート講座を受講してくれた大学院生にとって、先日のディスカッションが今後の実務や研究に役立つことを心から祈念しています。

大学院でのディベート講座
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