会社にとって非常に価値あるものとして特許権及び商標権がございます。

しかし、特許権を維持していくために特許保有者は特許料を、商標権を維持するためには更新登録料を支払わなければなりません。

現在、国内の特許保有者は1特許に対して平均17万円を支払っており、商標権維持に関しても10年毎に更新登録料1件約15万円を支払う必要があります。

この点、平成19年6月28日付日本経済新聞によれば、特許庁は上記料金を2008年に引 き下げる方針を固めたようです。

上記方針によって、特許権に関しても商標権に関しても、権利保有者が更に増加し、それに伴い上記権利に関する法的紛争も増加していくと思われます。

上記権利を取得することで会社にメリットがある一方で、特許権及び商標権を取得していないことで不利益を被ることが多くなる可能性もございます。

今後は、上記権利を取得するか否か、更には維持するか否か等に関して、慎重かつ的確な判断が必要になってくるものと考えます。

特許権及び商標権の将来性
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